私達夫婦は現在、コロナの影響により在宅勤務(リモートワーク)中心で毎日仕事をしています。
仕事の環境はノートPCとWi-Fiがあれば完結しますので、家の中なら大体どこでも仕事をすることができます。
どこでも仕事ができるのですが、イスとテーブルが欲しかったり、私たちは2人ともコーヒーが好きでいつでも飲めるようにしておきたいというのもあり、特にここ最近は寒いので空調が効いているリビングのダイニングテーブルで二人が向かい合って仕事をしています。
また、在宅勤務といってもお互い一人で仕事ができることばかりではないので、会社の人と電話やビデオチャットで打合せすることが結構な頻度であります。
こういう状況なので、お互い同時に打合せ(電話会議)をしたり、集中して仕事したいときはヘッドセットを使ったり一時的に別の部屋で仕事をしたりしています。
これまでは有線のヘッドセットを二人で共有して使っていたのですが、打合せの度にジャックを抜き差ししたり、収納の際にコードをぐるぐる巻きにしたせいか、片耳から音が出なくなり買い替えることにしました。
購入はワイヤレスを必須条件とし、よく考えず手ごろな値段のもを探して購入したのがこちら。
私は、イヤホンの音質についてはあまりこだわらない(というか違いに鈍感)ので、主に使用感についてレビューしたいと思います。
Contents
商品概要(JBL TUNE215BT)
前段でも少し書きましたが、有線タイプだと打合せ中に声を聴きながら席を立ってコーヒーを入れたり、トイレに行きたいときにノートPCごと移動する必要があるので、ワイレス化は必須要件としました。
また、イヤホンだけだと通話の際にPCのマイクを使うことになります。
しかし、PCのマイクだとPC自身のファンのノイズを拾ったり、そこでノイズキャンセリング機能が発動して、相手にぶつ切りの声で聞こえてしまうということが時々あったの、マイク付きを探しました。
また、ワイヤレスイヤホンマイクとして、ヘッドセットタイプとかAirPodsのようなうどんタイプがありますが、装着が煩わしかったり、紛失するのが嫌なので、音質よりも扱いやすさ/管理しやすさを重視して両耳が繋がっているタイプとしました。
こういった条件をいれても、結構な選択肢がありましたが、長く使うだろうと持ったのであまり値段だけにフォーカスせずに売れ筋のものから選びました。
検討の結果、今回JBL TUNE215BTを購入してみました。
JBLのイヤホンマイクはいくつかありますが、この型番はAmazon限定商品のようです。
本製品は、Bluetoothで無線接続できるタイプです。
一見イヤホンのようですが、マイクもついていて通話することができます。
色は、ブラック、ホワイト、グリーン、ゴールド、パープル、ブルーの6色から選択できます。
価格は~4500円程で、ワイヤスイヤホンマイクとしては安い方です。
主な特徴は、連続駆動時間は16時間、音量調整・曲の操作・通話が可能なマイク付き3ボタンリモコン搭載ですね。
特に、連続16時間の再生時間はいいですね、しっかり使っても2~3日に1回の充電で大丈夫そうです。
類似の旧モデルとしてJBL Lifestyle Tune 205BTがありますが、こちらは6時間のバッテリーなので、それよりも10時間バッテリーが長持ちします。
これだけでも価値ある
カタログスペック
一応、Amanzonのカタログスペックも転載しておきます。
インピーダンス (Ω) | 20 Ohm |
---|---|
カラー | ブラック |
形状 | イヤホン |
電池付属 | はい |
電池使用 | はい |
ブランド名 | JBL |
メーカー | JBL |
製品型番 | JBLT215BTBLK |
付属品 | USBタイプC充電ケーブル |
その他 機能 | 軽量, マイク機能, 音量調節 |
接続方式 | 無線 |
コントロールタイプ | ボリュームコントロール |
ヘッドホン型式 | インイヤー |
サイズ | 小 |
梱包サイズ | 16 x 10 x 3.4 cm; 18 g |
商品重量 | 18 グラム |
商品レビュー
パッケージ&付属品
まず、パッケージはこんな感じ。
イヤホンなので、コンパクトです。
箱をあけると、こんな感じで納まっていました。
ちなみに、購入したカラーはブラック(黒)です。
同梱品は、本体と充電ケーブル(USB Type-C)と簡易説明書(英語)です。
充電アダプタは付属しておらず、必要最小限といった感じです。
私はワイヤレスイヤホンを購入するのは初めてですが、最近はUSB Type-Cで充電するんですね。
泊まりに行く時でもスマホの充電ケーブルと共有できるので、これは地味に嬉しい。
汎用の充電ケーブルなら同梱しなくていいから、100円でも安くしてくれると私としては嬉しかったです。
まあ、無きゃ無いで困る人もいるでしょうから、付属しておくのが無難ですね。
ケーブルはオレンジ
多言語で簡易マニュアルがついていますが、日本語表記はありませんでした。
直感で操作できそうなので、特に困りません。
本体外観
続いて、本体を見てみます。
全体はこんな感じ。
長さは80㎝程で、少し長めです。
重さは18g。
使っていて負担になりそうなことはなさそうです。
イヤホンはこのような形。
いわゆるインナーイヤー型イヤホンで、耳穴に「差し込む」カナル型イヤホンとは異なり、耳穴に「あてる」ようにして装着するタイプです。
オープン型イヤホンともいうそうです。先端だけ見ると、Air Podsみたい?
カナル型イヤホンのような密着感が無いのでイヤホンの音を聞きつつ、外の音も聞くことができます。
これは、用途によって良し悪しが分かれますが、打合せ等で比較的長時間利用するならインナーイヤー型イヤホンが適していると思います。
フラットケーブルはこんな感じです。
耐久性があり、絡まりにくいフラットケーブルを採用しています。
音質
予め断っておきますが、音質についての良し悪しや比較の判断は私にはできません。
あくまで、感想という事で。
まず、びっくりしたのは電源を入れたときに「ドゥルルルーン!」と車のアクセル音が鳴ります。
一瞬、壊れたかと思いましたが正常なようです。
電源を切る時も「ドゥルルルーン・・」と音が鳴ります。
個性的な起動音・・・
接続がよく切れるというAmazonのレビューがありますが、私は普通でした(アタリ?)。
このあと、最初に音楽を聴いてみましたが、驚く程クリアに聞こえます。
なんというか、雑音が無い感じ。
いまのイヤホンってこうなの?
10年近く前に購入した有線イヤホン(SONYの当時8000円くらいやつ)でも、凄く聞こえやすくて気に入っていたのですが、JBL TUNE215BTの方の方がクリアに聞こえる気がします。
うまく言えないですが、SONYのは音が籠ったような、間にカーテン一枚挟んだような聞こえ方ですが、JBL TUNE215BTはそれが無い感じ。
良く言うとクリア、悪く言うと臨場感が無い感じ。
ホワイトノイズが気にならないのが良いです。
もしかすると、低音高音質で聞こえ方に差が出るのかもしれませんが、そこまでは分かりませんでした。
これまで使っていたイヤホンが良くなかったのかもしれませんが、大満足です。
続いて、実際に一週間程在宅勤務で使ってみました。
打合せで使っても、聞こえ方は非常に良いです。
これまであまり音質を気にすることはありませんでしたが、やはりJBL TUNE215BTの方が音がクリアに聞こえます。
会話については、Blutooth経由なので音声ラグが無いかが気になりましたが、スムーズに会話出来ました。
声も普通に相手に伝わっているようです。
また、インナーイヤー型イヤホンなので期待していた通り、周りの音が少し聞こえます。
ノイズではなく、イヤホンで打合せをしている最中に妻に声をかけられても気づくことができる、という感じで仕事で使うのには都合が良いです。
逆に、集中したいとか、音をじっくり聞きたいという場合は適しません。
使用感
最後に使用感について述べます。
イヤホン
イヤホンを耳に入れた感じは、個人的にはちょっと違和感がありました。
どう違和感があるかというと、耳にフィットしないというか、インナーイヤー型イヤホンなのでデカくて耳に合わないんですよね。
耳の穴に入れるというより、耳の穴に当てるような感じで聞くことになります。
そのため、耳から取れやすい(ホールド感が無い)です。
これは、私がこれまでカナル型イヤホンを使っていたからそう感じたのかもしれません。
まあ、慣れだと思います。
なので、座って音を聞く分には問題ありませんが、運動やランニングしながら音楽を聴きたいというニーズは満たせないと思います。
私もあわよくばこれで音楽聞きながらランニングしたいなーと思っていましたが、出来そうにありません。
なので、インドア用と考えていた方が無難です。
外でウォーキングしながら聞く分にはまったく問題ありません。
マイク
難点を挙げるとする、マイクを使う際にマイクの位置が定まらない事でしょうか。
電話会議中キーボードを打ちながら打合せしていると、相手から「マイク遠くないですか?」と言われたことがありました。
ケーブルが少し長めなので、マイクが顎の下でぶらぶら揺れるんですよね。
そのせいで、こちらからの音声が綺麗に収音されず、聞こえづらくなったのかもしれません。
マイクを手で添えたり、マイクの位置を意識して喋ると普通に伝わります。
聞く側の立場に立ってないので、マイク性能の詳細な良し悪しは分かりません
コントローラー
コントローラーについてはあまり操作するシーンが無いのですが、特に問題は感じませんでした。
強いて言うなら、左右に黒い塊があるのでどっちがコントローラーだったかな?とか、音量+/-はどっちかな?と迷った程度です。
コントローラーと充電口は右側です。
しかし、これは機能的な問題というより完全に慣れですね。
あと、これは高望みですがマイクミュートON-OFF機能がコントローラーにあればよいと思いました。
上記の問題はこの手の製品ならどれでもあるので、JBL TUNE215BTに限ったことではないです。インナー型イヤホンマイクとしては秀逸だと思います
以前私が使っていたヘッドセットは手元でマイクミュートON-OFFを切り替えることができたので、喋る時だけマイクを有効にして話す、ということができて便利でした。
電話会議はPC側でマイクミュートを切り替えられるのですが、やはり手元で切り替えるのがラク。
惜しいところとしてはこれくらいです。
総評
これまで述べた通り、音質、外観ともに大変満足しています。
Apple AirPods Pro等のハイエンド商品もあるのでそういった商品を使っている人にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、この価格のイヤホンでここまで聞こえたら不満を言う人はいないんじゃないかと個人的には思います。
10年前の8000円級の有線イヤホン(SONY)と比べても、クリアに聞こえました。
音楽を聴くのか?人の声を聴くのか?で、イヤホンに求めることが違ってくると思いますが、JBL TUNE215BTはどちらの用途でも平均点以上は取れていると思います。
コスパは非常に高いと感じました。
JBL TUNE215BTはどんな人にオススメ?
音質、外観は元より、ワイヤレスですし、マイク付きなので、私のようにヘッドセットよりも在宅勤務(リモートワーク)中の電話会議用に手ごろな値段のイヤホンマイクを探している方には、是非オススメ出来ます。
下手な中華製のイヤホンを買うくらいなら、数100円~千円足してJBL TUNE215BTを購入することもご検討ください。
ただ、耳に密着しないので仕事、通勤・通学中に使う分にはお勧めしますが、外で運動しながら・ランニングしながらの使用を目的にする方や音質を追求する方にはお勧めしません。
まとめ
在宅勤務(リモートワーク)で使うためのワイヤレスイヤホンマイクJBL TUNE215BTについてレビューしました。
JBL TUNE215BTの音質は主観になりますがクリアに聞こえました。
私自身、イヤホンを購入するのは10年ぶりですが、ヘッドホンじゃなくてイヤホン、しかもワイヤレスで、そしてこの価格でここまで綺麗に聞こえるのはコスパが非常に高いと感じました。
私のように自宅での電話会議用にコスパのよいイヤホンマイクをお探しの方には自信をもってお勧めできる商品です。
在宅勤務(リモートワーク)のために自腹で購入するなんて社畜だな。確定申告で経費にならないかな。
参考なれば幸いです。
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