【40代】明日のICL手術を控え、アラフォーが考えたこと【老眼】

ICL

今日は2023年3月7日。

私は明日、40歳を目前にICL手術を受けます。

このエントリは手術前にリアルに考えたことを記録するために書いています。

ICLを検討し始めたのが30代とは言えほぼ40歳でICLを受けるにあたり、いろいろ考えたことがあったので同じくアラフォーや40代でICL手術を考えている人がいたら参考にして欲しいと思います。

ICLを考えたきっかけ

私は小学生高学年の頃から目が悪くなりはじめ、中学生(中1)からメガネをかけ始めたので、かれこれもう四半世紀を超えてメガネ・コンタクトレンズと一緒に生活してきました。

所謂、近視(中程度)です。

私は近眼なのでメガネが手放せない状態でして、感覚的には大空翼くんの「ボールは友達」の感覚に近く、「メガネは友達」という感覚でこれまで人生過ごしてきました。

コロナ禍の今でこそ一日中メガネで過ごしていますが、若いころはメガネ=陰キャのイメージを持っていたのでメガネが嫌だったし、旅行に行ったり早朝・夜中に誰かと合うときは(メガネ姿を見られたくなくて)コンタクトをつける煩わしさを感じていました。

今も旅行や子供と遊ぶときにメガネ・コンタクトの煩わしさを感じており、アラフォーになってそれなりに貯金も貯まったこともあり視力矯正(ICL)を考えるようになりました。

私がICL手術を決めた主な理由

私がICL手術を決めた主な理由は以下です。

  • 今しかできない子どもとのアウトドアを楽しみたい
    • サッカー等の球技、プール、海水浴、温泉,,etc
  • 出先や災害時の自己防衛とリスク回避したい
    • 眼鏡紛失・破損リスク
  • 目の負担を軽減したい(目の奥が疲れる、肩がこわばる)
    • 眼鏡の度数があってない?
  • 経済的な余裕ができた(30代後半ならでは)
    • コスパで言うと、若いうちにやった方が高い。

何を重要視するかは人それぞれですが、私の場合は上記の事を考えてICL手術を決めました。

特に、「今しかできない子どもとのアウトドアを楽しみたい」は大きかったです。

この記事を読んでいる40歳前後の親(withメガネ)なら共感してもらえると思いますが、子どもが成長して活発になってくると一緒に外でプールや、外で運動したりする機会が頻繁にありますよね。

例えば、旅行に行ったり、行った先で海水浴や温泉に入る機会も多くなるだろうし、そんな時にメガネだから子どもと一緒に遊べないとか、遊ぶためにコンタクトの装用に手間や時間をかけてそれにより機を逸するのが、煩わしいと思ったんです。

それに、コンタクトは外れるリスクもあり、渇くと不快感がするし、コストが掛かるし、普段メガネをしている自分からするとその手間によって旅行先を制限したり、一歩引いたところで子供たちを見たり、この瞬間子供と体験できることが制約される状況に私は「あまりにも勿体ない人生」「後悔が残る人生」だと思いました。

子どもが自分と遊んでくれる今しかない時期に、全力で遊びたい!色々体験させたい、一緒に体験したい、と思ったとき、それがちょうど私が40歳前後であり、それを阻害する課題に対して取れる納得のいく選択肢、かつ、それにより十分なリターンが得られると思ったのがICL手術でした。

やはりそれが私にとってクリティカルな理由で、それ以外の理由だけだと私の中ではICL手術に踏み切れなかったかもしれません。

(私がICL手術を決めた理由は私以外の他人に同様に言えるものではありません、これは価値観次第です。)

ICL手術で私が気になったこと/考えたこと

アラフォー・40代で高額な手術を受けることのメリットと「コスパ」

医学的/身体的なメリットデメリット(レーシックとの比較等)はヨソにお任せするとして、私が思うICLの最大のメリットは白内障手術と同様に比較的安全に近視・乱視を矯正でき、メガネ・コンタクトから解放されることだと思いました。

ICLの適正年齢は20~40歳までと言われることもありますが、これ(40代以降でICLが推奨されていない)は、40代から老眼が始まるためだと考えられます。

今のところ、ICL手術では老眼は直せません。

40代以降でICL手術をした場合、メガネから解放されるために手術した後に間もなく老眼によりメガネが必要になり、高い手術料に対してメリットを得られる期間が相対的に短くなります。

ただし老眼鏡は40歳になった瞬間に必要になるものではないし、程度も個人差はあるのと、個人の考え方次第では40代でもデメリット以上にメリットを享受できると考えました。

(39歳までは問題なくて、40歳になった瞬間に老眼になる訳じゃない。)

要するに私はメリットを享受できる期間ではなく、メリットの程度で考えました。

まず、老眼は誰しも40歳前後から進行すると言われていますが、老眼鏡が必要になるのは50歳前後が多いと言われています。

例えばあなたが45歳だったとしたら、ICL手術をすることであと5年程度は裸眼で過ごせる時間が得られるため手術するかどうかは、老眼鏡をかけるまでの(メガネ・コンタクトから解放)期間をどう捉えるか、次第なのです。

確かに20代・30代前半でやれてたらなぁ、、今更だしなぁ・・・と思うのは分かります。私も思いました。

でも考えてください。今40歳の方が20代の頃にICL手術が一般的に受けられたか?

また、仮に20代でICL手術を受けられたとして、「実際に受けたか?」という事。

少なくとも、今から10年前はICLはまだマイナーな手術であったし、一般的ではなかったと思います。

(私はICLの存在は知っていましたが、当時は症例数が少なく術後の観察状況や医師のスキル・知見も十分でないうえ、手術費が高額であるため躊躇してました。)

私は10年前にICL手術を受けたかと言われると、安全性や術後リスクが分からない物に高額な手術代と共に自分の目玉を差し出す勇気はありませんでした。

ここ数年で技術進歩によりレンズの改良も進み、今まで待ったからこそ虹彩切開不要でかつ、安全な手術であることが証明された状態で手術に挑めるのです。

・・・という事で、20代でやれてたらなぁ、というのは考えるだけ無駄で、今だから自分が納得できてICLを受けられるのであり、これがレーシックだったら今更やらなかったと思います。

そして40代後半からかけはじめるであろう老眼鏡は、健康な視力を持っている人でも同様に必要になるので、ICLのデメリットとは言えません(ICL手術によって正視になったことで老眼を認識することはあります)。

あくまでもメリットを享受する期間を含め、ICL手術のメリットの程度はその人の価値観次第だと思います。

なによりも時間的なコスパを考えだしたら、何も行動を起こせなくなります。

今日よりも昨日、今年よりも去年、30代よりも20代でした方が時間軸のコスパは良いのですから。

重要なのは、今やることでどんなメリットを得られるか、今やる価値があるか?だと私は考えました。

ICL手術のデメリットとリスク

一方で、デメリット(リスクではなく)は高額な手術費用(50~80万円)であることと、老眼認識が早期化することだと思っています。

ちなみに、ICLはレーシックとは違い、角膜を削らない可逆的な手術と言われていますが、だからといって安易にICLレンズを挿入すると、期待した視力が得られなかったり(レンズ度数が合わない)、取り出したりレンズ交換することになったり、その結果術前と全く同じ状態には戻らない等のリスクがあります。

(リスクの一例として、手術により軽い乱視(惹起乱視)が発生する可能性があります。)

そのため、私的には「可逆的」は正確ではないと思っていますし、メリットだとも思っていません。

つまり、ICL手術は「不可逆的」と考えた方が精神衛生上は良いです。

こうしたICL手術に関する情報を収集し、自分なりに理解した上で、自分の価値観でメリット・デメリット・リスクを総合的に考えて、40前後でICL手術をする決断をしました。

私が言いたいことは、手術の身体的なデメリット・リスクは20代でも40代でも同様にありますから、自分にとってメリットがあり、デメリット・リスクを知って許容できるのなら、年齢で視力矯正を諦める必要はないということです。

いよいよ明日、行ってきます!

目は大事です。

ICL手術は受けなくても生活できますが、私は受けた方が人生が楽しくなると思って明日ICL手術を受けます。

色々なことを私なりに良く調べて、よく考えました。

メリット、デメリットも確認しました。

ICL手術に失敗した事例や記事もいくつも見ました。

そうして私が得た情報を踏まえて、明日ICL手術することを自分で決断しました。

どのような結果になっても、結果を受け入れるつもりでいます。

さて、どうなるか・・・・・・。

手術前後の経過は、気が向いたらまた記事にしていきたいと思います。

私

さて、クラビットを刺してもう寝ます。

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