緊急事態宣言解除!気になる板橋区の保育園の対応は!?

板橋区

5月25日に安倍首相の会見をもって、緊急事態宣言の解除が発表されました。

板橋区の保育園では、4月7日より登園自粛が公布されています。

この緊急事態宣言解除を受けて、板橋区の保育園の対応はどうなったのでしょうか?

本記事では、緊急事態宣言解除後の板橋区の保育園の対応状況を述べたいと思います。

私

長いようで短いようで長かった緊急事態宣言期間。
ついに終わりを迎えました。保育園事情について記事にしたいと思います!

緊急事態宣言はいつから?

5/25に緊急事態宣言が解除されたわけですが、その緊急事態宣言はいつから始まったのでしょうか?

それは、ズバリ「4月7日から」、ということになります。

新型コロナの感染が世界的に急速拡大する中、世間では対応が遅いという政府批判の声もありましたが、当時は企業の出社自粛をはじめ小学校・中学校・高校・大学の休校が相次ぐ中で保育園は受け入れを継続していましたので、私は保育園の受け入れができる限り長く継続してくれることを切に願っていました。

しかしながら、緊急事態宣言の公布をもって板橋区内の保育園は預け入れを自粛(受け入れを拒否)する対応となりました。

その意味では、緊急事態宣言はもう少し待ってほしかったな、と、当時は思っていました。

それからというもの、在宅勤務(リモートワーク)をしながら育児をするという、2足のわらじ(?)を履く生活を強いられました。

当時の状況は、以下の記事で述べています。興味がありましたらどうぞ。

私

この時は、ほんとに困りました。
我ながら今までよく頑張ったと思います。

緊急事態宣言解除

そして、5月25日夜。ようやく緊急事態宣言解除が発表されました。

解除の話題はGW明け頃から報道でもなされていました。

実際、新型コロナの感染者数は減少傾向となっており、国内の一日の感染者数は(多い時には720人の日もあったところ)二桁台(100人未満)という日もありました。

5/14には自主的に実施していた39県の緊急事態宣言が解除されたこともあり、「このまま減少傾向&二桁台がキープできれば、解除するのは妥当かな~?」とも個人的に思ったりもしました。

東京都に限ってみれば一日の感染者数は一桁台の日もありましたが、緊急事態解除の前日(5/24)は2桁に増加していました。

それでも、翌日の5/25には緊急事態宣言が解除されました。

この経緯を見ると、新型コロナが終息したからではなく、これ以上人の行動を制限し続けると経済が破綻してしまうため、やむをえず解除したという感じがします。

私

我が家では、緊急事態宣言でも出費は減っていない(むしろ増えている)ですが、特定の業種(旅行/飲食/サービス/交通業界etc.)にはインパクトがありそうです。

板橋区の反応

板橋区のHPを覗いてみると、5/26付けで坂本区長からのメッセージが掲載されていました。

せっかくなので読んでみましょう。

板橋区長の坂本 健です。

緊急事態宣言が解除されました。
これまでの区民、事業者の皆様の新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた行動の積み重ねの賜物と、改めて、外出自粛、休業要請などへのご理解、ご協力に心より感謝申し上げます。

東京都内の感染は、収束の方向に向かっておりますが、目に見えない感染は依然として続いています。
また、この感染症は、ひとたび発生すると急速に拡大するリスクがあります。
区では、今後も感染予防対策を徹底したうえで、東京都から示された、休業要請緩和のステップに応じて、学校や区の施設、サービスの再開を段階的に進めてまいります。

区立小・中学校については、6月1日より、半数ずつの子どもたちの分散登校や短縮授業を2週間程度実施したあと、通常の学級規模、全日の授業へとつなげていきたいと考えています。
また、区立美術館、図書館や児童館、体育施設などの一部のサービスを再開します。

そのほかの施設やサービスについても、東京都の要請など様々な状況を勘案しながら、感染予防対策を実施したうえで、再開を進めてまいります。
再開の時期などについては、随時、区のホームページ等を通して、お知らせしていきますので、ご不便をおかけいたしますが引き続きご協力くださいますよう、お願いします。

なお、特別定額給付金につきましては、お急ぎの方やオンライン申請をされた方には、支給を始めております。また、明日27日より区内のすべてのご家庭に向けて、申請書を送付いたしますので、まだ、申請されていない世帯主の方は、この申請書にご記入のうえ、郵便による申請をお願いします。

さて、区では、新型コロナウイルス感染症にかかる緊急対策として、さらなる支援策を補正予算第2号として、区議会第二定例会に提案いたします。先日、議決を受けた補正予算第1号に加えて、区民の暮らしを守る施策を強化し、速やかに実行してまいります。

主な事業を3つ紹介します。

まず、感染症拡大による影響で、売上高の減少した、区内の小規模事業者の方々を支援するために 店舗や事業所の家賃の一部助成を行います。

また、学校などの休校や事業所の休業等に伴う就業環境の変化を受けたひとり親家庭等に対する支援として、児童育成手当の受給者に「臨時特別給付金」を支給します。

さらに、区立小・中学校全校の子どもたちに一人1台のパソコンの用意と各学校の高速な通信環境を整備し、教育のICT環境を向上させます。

このほかにも、状況の変化や区民の皆様や多方面の関係者のご意見も踏まえて、感染症抑止対策や支援策、また、地域における高齢者の見守りなどを積極的に進めてまいります。

区民の皆様におかれましては、「手洗い、マスクの着用・人と人との間隔をあける」など基本的な日常の感染症予防対策を続けながら、様々な活動の回復をめざしていく「新しい生活様式」の実践をお願いいたします。

一歩進んだ、暮らしやすい、新たな板橋のまちづくりを、皆で連携を深めて実現していきましょう。

私は、区長として、区民の皆様の「いのちと健康と暮らし」を守り、未来に向かって持続的に発展する区政運営を、今後も誠心誠意取り組んでまいります。

終わりに、これまで、区民の皆様からは、区の清掃職員に対する温かいメッセージなどを多数いただき、職員の励みになっております。また、区民や事業者の方々からマスクや消毒液などのご寄付をたくさん頂戴しています。

皆様のこれまでの取組やあたたかいお気持ちに改めて御礼を申し上げます。引き続き、区政へのご理解とご協力をお願いいたします。

令和2年5月26日

<区長メッセージ>緊急事態宣言解除を受けて、区民の皆様へ https://www.city.itabashi.tokyo.jp/juyou/covid-19/1022093/1022961.html
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小学校と中学校のことには触れていましたが、保育園のことには触れていませんでした。

というか、それよりも気になるメッセージとして

特別定額給付金につきましては、お急ぎの方やオンライン申請をされた方には、支給を始めております。また、明日27日より区内のすべてのご家庭に向けて、申請書を送付いたしますので、まだ、申請されていない世帯主の方は、この申請書にご記入のうえ、郵便による申請をお願いします。

(抜粋)<区長メッセージ>緊急事態宣言解除を受けて、区民の皆様へ

とのこと。

ようやく、特別定額給付金の申請書が届くということです!

私

よっしゃ!申請書が来たらソッコーでボーナスゲットしよ。

どうなる?保育園!

保育園登園についての案内は板橋区からの周知メール、および板橋区HPで周知がありました。

政府による新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が令和2年5月25日に解除され、外出自粛・休業要請に係る段階的な緩和措置の方針が示されました。

一方で、解除後も引き続き感染防止策の徹底等を継続する必要があるため、板橋区においては、上記の方針に基づき、板橋区内保育園(区立保育園、私立認可保育所、地域型保育事業。以下同じ。)の対応につきまして下記のとおりとさせていただきます。

1 5月31日までは、板橋区内保育園では引き続き受入態勢を縮小し開所いたします。

保護者のいずれかがご在宅の場合、保育園の登園自粛に引き続きご協力をお願いいたします。

6月1日から30日までは、登園自粛要請を緩和いたします。在宅勤務・育児休業中のご家庭も含めご利用可能ですが、集団感染リスク低減のため、引き続き、在宅保育が可能な場合はご自宅での保育にご協力をお願いいたします。

保育園においてはこれまで同様、消毒や手洗いの徹底、マスクの着用等、感染防止策を講じた上で保育を行いますが、園内において密集や密接を完全に避けることはできません。また、今後登園する児童が増加し、密集や接触の機会が高まることで、これまで以上に感染リスクの高い環境となることが予想されます。

上記リスクをご理解いただいた上で、ご家庭でも検温等毎日の体調管理を行っていただき、発熱や風邪症状がある等お子様やご家族の体調がすぐれない時は、保育園への登園を控えていただく等、感染拡大の防止にご協力をお願いいたします。

2 今後も保育園の園児や保育者が新型コロナウイルスに罹患し、濃厚接触者と特定された方が広範囲にわたる場合、保育園を一定期間臨時休園することがございます。

3 育児休業・就労内定で4月に入所した方の復職・就労開始期限は、7月末まで延長いたします。また、求職中で4月に入所した方の就労開始期限は、8月末までといたします。

4 登園自粛に伴う保育料の取扱は、6月分まで減額・免除対象といたします。

5 今年度予定している保育園行事については、区内の感染の状況及び区主催事業等の中止判断基準に基づき、中止もしくは規模を縮小しての開催となる場合がございます。

認可外保育施設(認証保育所含む)については、各施設にお問い合わせください。

緊急事態宣言の解除に伴う板橋区保育園の登園自粛の緩和について(5月26日更新) https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kosodate/azukeru/ninka/1019970.html
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要約すると、ポイントは3つです。

緊急事態宣言解除後の板橋区内認可保育園における対応方針
  • 5月中は引き続き登園自粛を要請
  • 6月以降は登園可能
  • 6月分まで保育料の減額・免除の対象

※可外保育施設(認証保育所含む)は除く

最も大きいのは、6月から保育園に預けられる目途が示されたことです。

私

あ。。やっと保育園にあずけられる~~!

6月までは保育料の減額・免除の対象となるので、このまま自宅保育を頑張れる人は継続してもいいのではないでしょうか?

ただ、保育料もばかにならないので、保育料が免除・減額されるとなると、6月はちょっと考えますね~。

私

アメとムチ。やるな、板橋区(謎)

我が家の方針

結論から言うと、6月から保育園に登園させる予定です。

私も妻も、今月いっぱいは在宅勤務(リモートワーク)をすることが決定していますが、6月以降は徐々に出社の機会が増える見込みです。

自宅で育児しながら在宅勤務をするのは、保育料の減額というインセンティブがありつつもこの1か月の経験から両立が難しいことが証明されています。

自宅で育児と仕事を中途半端にするくらいなら、保育園に子供を預けて仕事に集中する方が私の価値観的にはベターだと考えています。

何よりも、子供の発育にとっては自宅でYOUTUBEを見せておくよりも保育園の方が絶対にいいと思います。

新型コロナが終息していない状況を考えるとこの方針については賛否両論あると思いますが、子育てする親として、そして会社員としての責任を考えてこの方針を実践しようと思います。

私

この1か月で自分の育児能力の低さと、保育士の育児能力の高さを実感しました。仕事と子供のことを考えて、保育園に預けるのが最善だと判断しました。

子供が新型コロナに感染したら、その時はその時で受け入れるつもりです。

そのリスクを考えてもこの判断は変わりません。

まとめ

5月25日の緊急事態宣言解除を受けて、板橋区における保育園の対応状況について記事にしました。

板橋区では、

  • 5月中は引き続き登園自粛を要請
  • 6月以降は登園可能
  • 6月分まで保育料の減額・免除の対象

との方針を示しています。

新型コロナが蔓延している状況の中、各ご家庭で方針が分かれることかと思いますが、我が家としては5月中は引き続き自宅保育を継続し、6月から保育園に登園させようと考えています。

板橋区のお父さん・お母さんはどのように考えているか気になるところです。

もしよろしければ、気軽にコメント欄や問い合わせページからメッセージ頂けると幸いです。

以上、参考になれば幸いです。

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