現時点(4月14日)でコロナの感染者は累計7000名を超えました。
そのうち、東京だけで2000人以上と、コロナ感染が拡大しています。
板橋区内でも4月11日時点で38名の感染者が確認されており、身近な場所にもコロナの脅威が迫っており、もはや他人事ではなくなりました。
「患者数について」
板橋区HP https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kansensho/mers/1020129.html
東京都より、都内の医療機関から新型コロナウイルスに関連した感染症の症例が報告されました。板橋区は4月11日時点の累計患者数は 38名 となります(最新情報は、下記外部リンク「東京都防災ホームページ」をご参照ください)。
東京都防災ホームページ 患者数(外部リンク)
そんな中、板橋区内の保育園もコロナの影響と緊急事態宣言を受けて、真に保育を必要とする方以外の保育園利用自粛を提言しています。
我が家の場合、私も妻も会社から在宅勤務(テレワーク/リモートワーク)を推奨されており、自宅での勤務が可能という状態です。そのため、保育園からは登園を自粛するよう言われている状況です。
心の中では、
在宅だけど、 保育園に預けないと仕事に集中できないよ~~
在宅勤務と言えども仕事はしなきゃいけないし、真に保育を必要としてるんだけど!!
という気持ちでいっぱいですが、世の中的には両親が医療従事者や社会インフラを維持するために従事する家庭以外は「真に保育を必要とする」とは認められないようです。
これは、本当に困りました。
自分だって重要な仕事やってるのに!会社での立場はどーしてくれるんだよ!
文句は山ほどありますが、ここはガマンです。長期的に考えれば「自分さえ良ければいい」という考えはご法度で、全体的な観点/全体最適で物事を考えなければいけないことはわかっています。
ということで、我が家は子供を保育園に預けることはせず、4/9日から在宅勤務をしながら育児をする選択をしました。苦渋の決断です。
ちくしょ~~~~
本記事では、これまでの在宅勤務の経験を踏まえ、子育てしながら在宅勤務に集中したいとき3つのテクニックを紹介したいと思います。対象は2~3歳の子供で、あくまでの私の経験からみつけた小手先のテクニックですのであくまで参考としてください。
子育てしながら在宅勤務に集中したいときの3つのテクニック
2~3歳の子供なら、大人が言っている言葉を何となく理解できる年頃です。しかし、まだ一人で何かに集中して遊ぶ、ということはできない状態。しかも、2歳と言えば魔のイヤイヤ期。難しい年頃です。
そんな難しい2~3歳の子供を育児をしながら、かつ在宅勤務に集中したい時に使える3つのテクニックは以下です。
①おやつをあげる
一番手っ取り早いのは、子供に「おやつ」を与えることです。子供は、おやつを食べている間はおとなしく食べてくれます。与えるおやつは市販の小さめのクッキーやおせんべいでOKです。
おやつは食事と違って、大人が食べさせてあげる必要はありません。というか、大人が食べさせなくても良いおやつにしましょう。プリンやヨーグルトはこぼしやすいですし、こぼした時の後始末が面倒なので避けた方が無難です。あと、個包になっているおやつは自分で開けられないので中身を出してから与えてください。
我が家はアスパラガスをよく与えています(野菜じゃないですよ)。こんなやつです↓
ほかには、カットしたバームクーヘンや5個入りアンパン等をあげます。
のどが渇くと飲み物を欲しがるので牛乳もセットで与えておくのが良いです。
あまり食べすぎるとごはんを食べなくなるので、ここぞ!というときだけにしましょう。
そして1回に少量だけ与えるのがコツです(あまり少量だとすぐに食べきりますので調節してください)。
集中できる時間は持って20分です。資料確認等、短時間で集中して作業したいときにオススメです。
②シールブック/塗り絵で遊ばせる
2歳児が集中できることは限られています。ましてや、一人っ子であれば非常に限定的です。
その中で、我が家の経験上、1人でもある程度集中してやってくれるのが、シールブック遊びです。
シールブックは、シールを絵に合わせて貼るというシンプルな遊びながら、小さな子供にとっては楽しむ要素があるみたいです。
例えば、シールをはがす楽しみ。シールを台紙から剥がすのも、子供にとって頭を使うようです。そして、シールを貼る難しさ。絵に合わせて、シールを貼るのは、子供にとって適度な難しさと集中力を使います。絵を描くというゴールのない遊びより、シールを使って絵を完成させるという目的を持った遊びの方が集中が長続きします。何より、シールを貼って絵を完成させたときの達成感があるのでしょう。
ちなみに、我が子(2歳児)にはこういったシールブックを使って遊ばせています↓
ただし、いきなりこのシールをブックを渡して一人で遊ばせるのは不可能です。あらかじめ、4~5ページ目までは練習として親と一緒に遊んで「遊び方」を教えてあげる必要があります。我が家の場合は休日の一日(1~2時間)に試しに一緒に遊んでみたので、平日から一人で集中して遊べました。
もし、3歳になって鉛筆を持てるなら塗り絵でも同様に集中してくれると思います。ただ、我が子(2歳)の場合はまだ鉛筆を持つのが難しく、一人で遊ばせるにはまだ難しいようでした。
これで集中できる時間は持って40分です。資料作成等、気合を入れて集中して作業したいときにオススメです。
③ビデオ/YOUTUBEを見せる
これは最終手段として使っていますが、ビデオ/YOUTUBEを見せるという手段があります。
我が家ではあまり長い時間テレビを見せたくないのですが、この方法はかなり効き目(?)があります。その一方で、あらかじめ番組を録画しておくという作業が必要になります(YOUTUBEを見せるなら不要です)。
しかも、ビデオの長さによって集中させたい時間をある程度コントロールできるのが良いところです。
もし、サーバで録画する場合は、以下の記事を参考にしてください。意外と簡単に録画システムを構築できますし、外出中のリモート録画予約やキーワード録画も可能なので、普通に便利です。
例えば、10分だけ集中しててほしいという場合はNHKのみんなのうたの録画を見せます。2曲のうたを聞かせながら、アニメーションが表示されます。
30分ならアンパンマンかドラえもんかトーマスかおさるのジョージが我が家のレギュラー番組です(今はもう2歳後半なのでアンパンマンは卒業しています)。
30分以上の長時間の集中をしたい時は、現時点ではYOUTUBEを見せるしかありません。その中でも、我が家の場合は男の子なので、はたらくくるまが大好きです。というかもう依存症です。と言っても、歌ではありません。リアルに労働する車が好きです(消防車、救急車、パトカー、クレーン車、ブルドーザー、ショベルカー..etc)。あとはおもちゃの動画です。
はたらくくるまをYOUTUBEで流しておけば、無限ループで関連動画が再生されるので子供は長時間テレビにかじりつきます。
ただし、これ(YOUTUBEを長時間見せること)が良いことなのか悪いことなのかは両親の方針によります。
これで集中できる時間は30分以上です。打合せ等、長時間集中して仕事につきたいときに参考にしてみてください。
まとめ
幼い子供(2~3歳)の育児をしながら在宅勤務に集中するための3つのテクニックを紹介しました。
上記は育児のプロではない、一般家庭の共働き家庭でできるごく簡単なテクニックです。
これまで保育園に預けて仕事をしていた身としては、どれも小手先のテクニックということは重々承知しています。しかし、このような方法でもやらないと仕事にならない、というのが実際のところです。
これから後数週間(あるいは数か月)は、育児と仕事の両立をしていかなくてはなりません。この数日間の体験で想像以上に大変ということが分かりましたし、明日からの仕事(育児)が不安です。そんな中で、 試行錯誤をして子供と自分にとってのベストな方法を確立していきたいと思います(たくさんの情報を集めて実践し、もっと良い方法があれば記事にして共有したいと思います) 。
おそらく、この生活(育児と仕事)は長くは続けられないと思います。子供のためにも親のためにも 、 早くコロナが収束して日常の生活が戻るよう切に願うばかりです。
余談ですが、保育士さんは毎日のように子供の相手をするのに体力もいりますし、何より健全な子供の成長・教育に欠かせない重要な仕事をされているのだな、とこの数日間で実感しました。
コロナ収束に向けては、一人ひとりが意識をもって行動することが大切ですね!育児に仕事も大変ですが、みんなで力を合わせて頑張りましょう!
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