先日、つみたてNISAの設定を完了しました。
つみたてNISAは年間40万円の投資枠がありますが、毎月一定額の投資をする必要があるため単純な設定だと投資枠を40万円ぴったり使うことができません。
そんな時は、ひと手間かけることで枠いっぱいで投資することができますので、そのやり方を備忘録として残しておきます。
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つみたてNISAは枠が使いきれない?
つみたてNISAは年間40万円の投資枠の中で、毎月一定額の投資(積み立て)をしていきます。
そのため、任意のタイミングで単発で投資するということができません。
また、つみたてNISAはいつから始めても年間投資枠は40万円です。
例えば、1月につみたてNISAを始めた場合は、1か月あたりの投資額は最大3万3333円(≒40万円÷12カ月)です。
また例えば、11月からつみたてNISAをはじめた場合、当年においては1か月あたりの投資額は20万円(≒40万円÷2か月)となります。
後者は月々20万円が2カ月間ですので、NISA枠いっぱいの年間40万円の積み立てが可能です。
しかし、前者の場合は、月々3万3333円が12カ月間ですので、年間39万9996円の積み立てとなり、4円の投資枠を使い切ることができません。
たかが4円ですが、されど4円。
できるなら枠いっぱいで投資したいですよね。
これについては、 ボーナス月コースとNISA枠ぎりぎり注文を活用することでつみたてNISA投資可能枠を使い切ることが可能となります。
つみたてNISAの投資枠(年間40万円)を使い切る方法
つみたてNISAの投資枠(年間40万円)を使い切る方法があります。
それは、ボーナス設定をすることです。
ボーナス設定とは、毎月の積立設定に加えて年に2回だけ追加 (ボーナス) 投資をするための設定です。
このボーナス設定で、年間40万円の投資枠をつかいきれるように帳尻を合わせるのです。
ボーナス設定時の注意点
ボーナス設定をするにあたっては、何点か知っておくべきことがあります。
それは以下の2つ。
ボーナス時の投資額は100円以上
ボーナス設定で年間投資額の帳尻合わせができますが、ボーナス設定による追加投資は1回あたり100円以上となります。
そのため、毎月3万3333円投資(年間39万9996円)して、12月にボーナス設定で残った4円を投資する、ということはできません。
ボーナス設定は100円以上であれば1円単位で設定可能です。
ボーナス設定ができるのは一定額を年2回まで
ボーナス設定による追加投資は一定額を年2回までとなります。
ボーナス時の追加投資は100円以上を設定し、設定した金額を年2回まで投資することができます。
そのため、ボーナス設定では1回目の投資額と、2回目の投資額を変えることはできませんし、3回目の追加投資をすることもできません。
ボーナス設定の具体的設定方法(SBI証券)
ボーナス設定による積み立て額の帳尻合わせは、どのつみたてNISA口座でも設定可能です。
ここでは例として、私が使っているSBI証券について具体的な設定方法を解説します。
設定前
まずは、ボーナス設定をしない場合の積み立て設定を確認します。
ボーナス設定をしない場合、月々の積み立て投資額は最大3万3333円なので、残り4円の投資枠を使い切れません。
この4円まで使い切るためにボーナス設定を行います。
ボーナス設定
ボーナス設定では、年2回まで100円以上の追加投資が可能です。
私は、毎月3万3325円(年間39万9900円)を定期積立して、ボーナス設定で100円を年一回追加投資して、NISA枠40万円を使い切る設定をしました。
私は年1回のボーナス設定にしていますが、ボーナス設定は年2回設定できます。
私の場合は投資信託1本に全投入なのでこれでNISA枠を使い切りますが、複数の投資信託に投資したり、途中で銘柄を変更する場合は「NISA枠ギリギリ注文設定」をした方が安心です。
NISA枠ギリギリ注文設定とは、
NISA枠ぎりぎり注文を設定するかどうかを選択します。
積立を設定する|投資信託向けスマートフォンサイト 操作ガイド|SBI証券
NISA枠ぎりぎり注文とは、NISA投資可能枠が積立設定金額以下の場合に、積立注文金額を引き下げて積立買付を行い、可能な限りNISA枠を使い切る注文です。
ちなみに、画面上ではボーナス設定は反映されないので「残りNISA設定可能金額」が100円となっておりNISA枠が使いきれていないように見えますが、ボーナス設定をしていれば問題ありません。
設定変更を確認して確定
最後に設定内容を確認して、設定を確定します。
こんな感じにボーナス設定ができていればOKです。
まとめ
自分の備忘録も兼ねて、つみたてNISAの枠をつかいきる方法について記事にしました。
この時代、投資することは必須です。
将来の自分に向けて、少しでも資産を増やすためにNISA枠は使い切って投資しましょう。
私も投資を勉強中です。
参考になれば幸いです。
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