2/9にJTの決算発表がありました。
その中で衝撃的な内容として、1株当たりの配当金額は154円から130円に減額されることが発表されました。
利回りで表すと、7.1%から6.0%に低下するとの事。
JT株といえば東証一部を代表する高配当銘柄。
この減額によってJTの魅力を無くした方は多いのではないでしょうか?
その背景としては業績不振であり、営業利益は前年比6.6%の減益。
来年度12月期はさらに20%減益の見通しとのこと。
早期退職も1000人規模で募集しているということで、かなり深刻な経営状況であることが伺えます。
配当性向が88%を超えていることを鑑みれば、今後の投資はもちろんのこと、ポートフォリオのポジションについて真剣に考えざるを得ません。
JT株の株価は3-4年前から右肩下がりになっているので、長期で持っている方は含み損を抱えている場合が多いです。
さて、かくいう私もJT株にはお世話になっておりまして、含み損を抱えています。
この状況でJT株をどうするかというのは、考えどころではあります。
配当利回りが下がったとはいえ、利回りは6%。
まだまだ高配当株じゃないか、という考え方。
その一方で、来期の営業利益が下がっていることがほぼ既定路線だから、株価が下がるのは避けれらない、という考え方。
高配当株の出口は非常に悩ましい。
悩ましいですが、私は次の配当が出るまではホールドしておこうと思っています。
というのも、私的にはJT株は底堅いんじゃないかなと思っていて、何だかんだでそこまで下がらないような気もしています。
現時点ではPERも15倍前後で割高ではなさそうですから、ここから急激に暴落するということは無いかと。
そう思って、今日を迎えたら値動きはこんな感じでした。
予想通り下がりましたが、蓋を開ければ終値1990円でした。
意外と下がらなかったですね。
当面は売らないと決めていますので、安心するのはまだ早いですね。
次の利確日まで持ち続けることができるか、これから私の精神力が試されます。
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