OpenWRTの管理画面パスワード変更と無線LAN有効化の方法

自宅サーバー

自宅に転がっていたBuffalo WZR-HP-AG300HにOpenWRTを導入して遊んでいます。

先日、OpenWRTの導入ができたので、初期設定を行います。

今回は、管理画面のパスワード設定と、無線LANの有効化をしてみます。

OpenWRTを導入したら

OpenWRTを導入したら、初期設定では無線LANがOffとなっています。

設定を行うためには、有線LANを接続して管理画面(192.168.1.1)にアクセスする必要があります。

Wi-Fi経由ではアクセスできません。

私

192.168.11.1ではないので注意

管理が面にアクセスすると、以下の画面に遷移しますのでパスワード無しでログインします。

OpenWRTの初期ユーザ名とパスワード
  • Username:root
  • Password:(空白)

以下の画面に遷移できれば正常です。

管理画面のログインパスワードの変更

まず最初に、管理画面の初期パスワードは設定されていないのでパスワードを変更(設定)します。

上部メニューのSystem→Administrationをクリックすると、パスワード設定画面が出てきますので、任意のパスワードを入力します。

Saveをクリックして決定します。

私

これをしないと、画面上部のパスワード設定の警告メッセージが消えないので、最初にやっておきましょう。

試しにログアウトして、ログイン時のパスワードが変更されていれば正しく設定できています。

無線LANの有効化

私の環境では、Wi-Fiが使えないと使い物にならないので無線LANを有効化します。

上部メニューのNetwork→Wirelessをクリックし、無線LANの管理画面に遷移します。

概要を見ると、802.11bgnと802.11anで分かれていることから、2.4GHz帯と5GHz帯の設定ができるようです。

我が家で使う分には5GHz帯だけあれば良いので、802.11anの設定を行います。

802.11an行のEditをクリックします。

無線LANの設定項目が出てきますので、設定を行います。

ここで修正するのは以下の項目です。

  • Maxim Transmit Power:電波強度の設定。数値が大きいほど電波が強くなり広範囲で使えるようになる。国内だと電波強度の規制があるので10dBmにしておくことを推奨。
  • Wireless Security:アクセスポイント接続時のセキュリティ設定。
    • Encryption:問答無用でWPA2-PSKを選択。現代の常識。
    • Cipher:暗号形式を選択。特に指定が無ければautoで問題なし。
    • Key:暗号化の鍵(公開鍵)を指定。無線LANのSSID認証パスワードのようなもの。
私

最低限これだけ設定しておけば問題なし

設定が完了したら、右下のSaveをクリックします。

802.11an行のEnableをクリックして、上記の設定で無線LANを有効化します。

ついでに、Save & Applyをクリックして、設定を保存しておきます。

上部メニューのStatus→Overviewでステータス画面を確認します。

Wirelessのradio1が青くなっていれば無線LANは有効です。

ノートパソコンからも、ちゃんとSSIDが見えました。

SSIDは初期設定でOpenWrtとなっています。

SSEDの変更は、上記の設定画面(General Setupのタブ)から変更可能です。

SSID:OpenWrtにつなげば、Wi-Fi経由でOpenWRTの管理画面にアクセスできるようになります。

取り急ぎ、初期設定はこれでおしまい

まとめ

Buffalo WZR-HP-AG300Hに導入したOpenWRTの初期設定について記事にしてみました。

  • 管理画面のパスワード設定
  • 無線LANの有効化

OpenWRTの初期設定では、無線LANが無効化されていますので上記の設定は有線LANで接続して実施する必要があります。

初期設定を行えば、無線LAN経由で管理画面にアクセスできるようになり、設定が楽になりますので最初に設定することをオススメします。

私

次は、VPNの設定をやってみたいと思います。

参考になれば幸いです。

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