先日、奥歯(第一大臼歯)が抜けました。
歯医者に通院し、ついに歯の治療方針が決まりました。
やはり、インプラントなのか。うぅ・・・。
治療方針について報告します。
歯の状態
歯が抜けたと書きましたが、正確には歯が折れた状態でした。
写真を見ても、抜けたというより折れてます。
歯が無くなったことには変わりない。
いずれにせよ折れた歯は抜くことになると思い、この状況で私が考えていた選択肢は3つ。
そして、この中なら消去法でインプラントを選択するつもりでした。
新たな治療方針
歯医者に通院し、治療方針について相談しました。
(インプラントにするしかない!)
こもねさん、歯根が残ってますね。できれば、これを生かしたいですね。
え?
ということで、歯が折れたのですが私の歯に歯根が残っているようで、それを活用した治療をするとのことでした。
要するに、歯の根っこ(歯茎の中に埋まっている歯)です。
歯根があれば、差し歯を入れる治療ができるとのことでした。
差し歯の意義
差し歯が治療の選択肢として出てきたことで、インプラントに比べて治療費が浮きました。
インプラント治療で覚悟していた治療費は40~50万円。
一方、差し歯の場合、かぶせ物(クラウン)の材質にもよりますが、前回と同じセラミックを使っても10~15万円。
その差は35万円。
平凡なサラリーマンにとって35万円は大金。
差し歯で治療ができるということで、経済的な負担が減りそうです。
白い差し歯も保険適用になる?
治療の方針の再、白い歯の差し歯を入れてもらいたかったので、先生にお願いしました。
せんせい、白い歯で治せますでしょうか?
はい、今は保険で白い歯が入れられますよ。
ではおねがいします。(・・保険で?)
気になる言い方をされたので、調べてみました。
どうも、2020年4月の保険制度の改正で、一定の条件を満たせば奥歯(第一大臼歯)でも保険適用で白い差し歯が入れられるそうです。
その一定の条件とは、「第二大臼歯が全て残っていること」です。
つまり、以下の図で示すところの緑で囲んだ歯が全て残っている必要があります(親知らずではありません)。
第二大臼歯のうち、一本でも失っていた場合は保険適用にはなりません。
ただ、白い歯といっても以前使っていたようなオールセラミックではなく、プラスチックとセラミックを混ぜたハイブリッドセラミック(CAD/CAM冠)というものです。
保険適用だし、安全性については問題ないでしょう
10数年前、自分が差し歯を入れたときは「保険適用」=「銀歯」だったので自費でセラミック義歯を作りましたが、今は状況が変わったようです。
ちなみに、前歯について以前から保険適用で白い歯を入れることができたみたいです。
詳しくは、歯医者さんに聞いてみてください。
まとめ
折れた歯の治療について、インプラントを考えていましたが状況的にまだ生かせる部分があるということで、差し歯にすることになりました。
インプラントから差し歯に変わったことで、治療費が大幅に削減できることになりました。
また、白い歯を入れることが前提だったので自費治療を考えましたが、今は白い差し歯でも既定の条件を満たせば保険適用になります。
10数年前の悪夢が甦りましたが、不幸中の幸いとはこのことです。
時代は変わったんだな。
とはいえ、まだまだ歯医者に通うことになりそうです。
参考になれば幸いです。
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